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別荘までの交通費、エリアで1.7倍違いました

3行まとめ

  • 東京から別荘地5エリアまでの高速代とガソリン代は、いちばん近い富士五湖といちばん遠い蓼科で約1.7倍違う
  • 家族で長期休暇と連休に通うなら、休日割引はほとんど使えない。割引前の料金で見積もる
  • 交通費は「1回いくら」より「年に何往復するか」で決まる。うちは年5〜6往復で年6万〜7万円台

この記事の内容

  1. 先に結論: エリアで1.7倍違いました
  2. うちの場合、年6.6万〜7.9万円でした
  3. 休日割引は、行ける日ほど使えません
  4. 深夜割引は、制度が変わる途中です
  5. 家族4人なら、車の方が安くなりやすい
  6. 連休は、お金より時間がかかります

先に結論: エリアで1.7倍違いました

東京から各エリアまでの、高速代とガソリン代を合わせた目安です。

エリア降りるIC距離片道往復
富士五湖河口湖IC86.2km約3,820円約7,640円
軽井沢碓氷軽井沢IC131.1km約5,560円約11,110円
八ヶ岳小淵沢IC140.6km約5,780円約11,560円
那須那須IC152.5km約6,260円約12,520円
蓼科諏訪南IC153.2km約6,210円約12,420円
蓼科諏訪IC164.3km約6,590円約13,180円

高速代は普通車のETC料金で、休日割引なし(NEXCO東日本の料金検索「ドラぷら」で、2026年10月14日(水)11時出発として検索。2026年10月12日取得)。乗るICは、富士五湖・八ヶ岳・蓼科が中央道の調布IC(検索では中央道の高井戸ICが調布ICに置き換えられるため)、軽井沢が練馬IC、那須が川口JCT。首都高と、中央道の高井戸IC〜調布ICの間(約5km)は含まない。ガソリン代は燃費12km/L、170円/L(2026年8月17日時点のレギュラーの全国平均169.8円、資源エネルギー庁)で計算。ICから別荘地までの一般道の分も含まないため、実際はこれより上乗せになります。

富士五湖と蓼科(諏訪IC)で、片道約2,770円、約1.7倍の差があります。 往復では約5,530円。年10往復なら、この差だけで5.5万円になります。

蓼科は、降りるICによって片道で約380円違います。うちは諏訪ICで降りています。諏訪南ICで比べると、富士五湖との差は約1.6倍です。なお、諏訪南ICは2026年3月23日からETC専用です。

うちの場合、年6.6万〜7.9万円でした

蓼科の別荘に、家族4人で年5〜6回通っています。表と同じ条件で計算すると、往復約13,180円なので、年6.6万〜7.9万円です。首都高と、ICから別荘までの一般道の分は、この外にかかります。

13,176円 × 5往復 = 65,880円
13,176円 × 6往復 = 79,056円

蓼科の管理費の中央値(年75,240円)と同じくらいの額です(別荘の維持費、同じ別荘地で管理費が4倍違いました)。管理費は物件情報に書いてありますが、交通費は物件情報には書いてありません。

なお、以前この記事で「年間で3万〜4万円弱」と書いていましたが、片道分で計算していました。 往復で計算し直したのが上の数字です。また、以前の表は、区間によって料金の取り方がそろっていなかったとみられるうえ、「1.8倍」は表とは別のICの料金で計算していました。今回は、すべての区間を同じ日・同じ条件(ETC料金)で取り直しました。差は約1.7倍です。

休日割引は、行ける日ほど使えません

NEXCO各社は、土日祝日の高速料金を割り引く「休日割引」を行っています。ETC搭載車が対象です。割引が効けば、上の6区間の高速代は片道で約610円(富士五湖)〜約1,120円(蓼科・諏訪IC)安くなります(2026年10月17日(土)11時出発として検索)。

ただし、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、シルバーウィーク、3連休は、休日割引の対象外です。連休の当日だけでなく、前後の土日が対象外になることもあります。2025年度からは、3連休がすべて対象外になりました。対象外の日は、出かける前にNEXCOの案内で確かめてください。

学校のある子どもがいる家族が別荘に行きやすいのは、夏休み、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末年始です。うちも、行けるのは長期休暇と連休だけです。行きたい日ほど、割引が使えません。

だから、この記事の表は割引前の料金にしています。「休日は割引がある」と考えて予算を組むと、実際に払う額とずれます。

深夜割引は、制度が変わる途中です

休日割引が使えない日でも、深夜割引(0時〜4時)は使えます。ただし、深夜割引には見直しが予定されていて、対象の時間帯や割引の受け方が変わることになっています。運用の開始は「2026年度以降」とされ、開始日は確認できませんでした(2026年10月時点)。当てにするなら、出発前にNEXCOの最新の案内を確かめてください。

子どもを連れて夜中に走るのが現実的かどうかも、あわせて考える必要があります。

家族4人なら、車の方が安くなりやすい

公共交通で行く場合、使える手段はエリアで違います。

エリア公共交通の主な手段
軽井沢・那須新幹線
蓼科・八ヶ岳中央線の特急+バス
富士五湖高速バス・富士急行線

効いてくるのは、料金のかかり方の違いです。 高速代とガソリン代は、車1台あたりの額です。2人で乗っても4人で乗っても変わりません。電車やバスは、人数分かかります。

軽井沢なら、車の片道約5,560円を4人で割ると、1人あたり約1,390円です。新幹線は1人で数千円かかります。子どもの運賃は大人より安くなりますが、それでも4人分では車を上回ることが多くなります(車の側は高速代とガソリン代だけで、車の維持費は含みません)。

荷物の量も効きます。別荘への移動は、食料、着替え、子どもの遊び道具で荷物が増えます。うちは普段は車で、電車で行ったこともあります。

少人数で荷物が少ないなら、公共交通も比べる価値があります。運転の負担がないのも利点です。

連休は、お金より時間がかかります

うちの場合、東京の自宅から別荘まで、渋滞がなければ片道3時間ほどです。

ただ、連休は渋滞がひどくなります。 行けるのが連休だけということは、渋滞の日に走ることが多いということでもあります。料金は表のとおりでも、かかる時間は大きく変わります。

交通費の表には出てこない費用です。

交通費は、往復の回数で見積もる

  1. 年に何往復するかを数える。 1回の差は小さくても、回数をかけると年単位で効きます
  2. 割引前の料金で計算する。 長期休暇と連休に行くなら、休日割引はほぼ使えません
  3. ICから別荘地までの一般道の分を足す。 表の金額には入っていません。地図アプリで距離と時間を確かめてください
  4. 人数と荷物で、車か公共交通かを決める

エリアを比べるときは、標高や気候と一緒に、この数字も並べてみてください。

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データの出どころ: NEXCO東日本の料金検索「ドラぷら」(2026年10月12日取得。平日と土曜の条件で検索)、資源エネルギー庁「石油製品価格調査」(2026年8月17日時点)、運営者の実体験