- 買う前
- 買った後
虫対策が効いているか、カメラで見てみました

3行まとめ
- 4年通って、困るのはアリとカマドウマの2種類
- Webカメラを設置したら、いない間に何が起きているか見えるようになった
- 超音波虫除けを外していた期間に虫が映っていたので、少しは効いていたのかもしれない
この記事の内容
困るのは、アリとカマドウマです
4年通って、繰り返し出てくるのはこの2種類です。
アリは、数が多い。 1匹2匹ではなく、気づくとそれなりの数が入っています。
カマドウマは、数ではなく見た目です。 大きくて、飛びます。子どもだけでなく、大人もひるみます。 害があるわけではないのですが、遭遇すると部屋の空気が変わります。
どちらも、完全に入れないようにするのは難しいというのが4年目の実感です。
カメラを3台置いています
別荘の中と外に、Webカメラを設置しています。
| 場所 | 用途 |
|---|---|
| リビングを見渡せる位置 | 首振り機能で270度見える |
| 虫がよく死んでいる床のエリア | 虫の様子を見るため |
| 外、道路側に向けて | 外の様子 |
虫のためだけに置いたわけではありません。 防犯もありますし、地震があったときに物が落ちていないかも確認できます。
外のカメラには、ときどき蜂が映ります。 近くを飛んでいるのが見えると、少しドキドキします。
別荘は、年に数回しか行きません。 いない間に何が起きているか分からないのが、自宅との一番の違いです。カメラがあると、それが見えます。
ただし冬は使えません。 水抜きをして、キッチンの換気扇以外のブレーカーを落とすので、ルーターも切れます。カメラもオフになります。
野生動物の情報は、管理会社からも届きます(クマの出没情報は、管理会社が知らせてくれます)。
枝を切ったら、アリが減った気がします
うちは平屋です。屋根に木の枝がかかるように伸びていて、葉が落ちる状態でした。
去年の年末、原村の業者に依頼して伐採しました。 管理会社ではなく、自分たちで探して頼みました。
今年は、アリが少なかった気がします。
ただし**「気がします」以上のことは言えません。** その年の気候かもしれませんし、他の要因かもしれない。比べられる記録を取っていません。
それでも、虫対策は室内でやるものだと思っていたので、外側の環境が効くかもしれないというのは発見でした。 屋根に枝がかかっている、落ち葉が溜まっている。そういう状態が、虫にとっての通り道になっている可能性があります。
物件を見るときに、建物の周りの木を見てください。 枝が屋根にかかっていないか。これは買った後でも直せますが、最初から知っていれば費用を見込めます。
隙間は、どこかにあります
伐採しても、やはり入ってきます。
中古の別荘は、新築の住宅ほど気密性が高くありません。どこかに隙間があります。 自分では見つけられないような、小さな隙間です。
カマドウマについて、管理センターの人がこう言っていました。
体が柔らかいから、どんな小さい隙間でも入ってくる
根本的に効くのは、隙間を塞ぐことらしいです
虫を本当に減らしたいなら、気密性を上げるしかありません。
ホームセンターでコーキング材と道具を買ってきて、隙間らしきところを手当たり次第に塞ぐという方法があると聞きました。
うちはやっていません。 なので効果のほどは分かりませんが、他の対策がすべて「入ってきた後」の話であるのに対して、これだけが「入れない」ための対策です。
内見のときに見ておくとよいのは、この3つです。
- 基礎と建物の接合部。隙間が目立たないか
- サッシやドアの建て付け。閉めたときに光が漏れないか
- 床下点検口。開けられるか、周りに隙間がないか
完璧を求めるというより、どのくらいの状態かを把握しておくという感じです。
床下については、管理会社から別の対策も聞いています。 床下でバルサン(燻煙剤)を焚くとよい、というアドバイスです。湿気がこもりやすく虫が住み着きやすい場所なので、定期的に燻煙処理をしておくと床下からの侵入をある程度抑えられるそうです。うちではまだ試していませんが、今後やってみる計画です。やってみたら、この記事に追記します。
夜は、遮光カーテンを閉めています
隙間の話とは別に、虫を呼び寄せてしまう使い方があります。
部屋の明かりをつけたまま、カーテンを開けて網戸にしておくと、虫が光に寄ってきます。 網戸の目が粗いと、羽アリのような小さい虫はそこから入ってきます。
エアコンがあれば、窓を閉めればいい話です。 ただ、うちにはエアコンがありません。標高1,300mで、夏でも涼しいからです。 だから夜も網戸にしています。
なので、夜は必ず遮光カーテンを閉めています。 明かりを外に漏らさないためです。
涼しいからエアコンが要らない。だから窓を開ける。だから虫が入る。 この順番になっているのが、林の中の別荘の構造です。
対策の効果、分かったものと分からないもの
4年やってみて、効果の見え方が分かれました。
一番よく使うのは、電撃ラケットです。
対症療法ですが、安心感があります。 壁や手を汚さずに虫を処理できる。スプレーのように薬剤が残ることもありません。入ってきてしまった後の最終手段として、これが一番実用的でした。
虫除け線香は、効果がありそうです。
屋外で使っています。はっきり測ったわけではありませんが、使っている間は寄ってこない感覚があります。
オニヤンマの模型は、効いているのか分かりません。
ただ、スズメバチの巣ができて蜂が出入りする、ということは起きていません。 抑止力として多少は働いているのかもしれません。
ただし、夏前にスズメバチの巣の防止スプレーもしています。 どちらが効いたのかは分かりません。
超音波の虫除けは、外してみて分かりました。
今年の夏から秋にかけて、取り外していた期間がありました。 その間のカメラの映像を見返すと、アリの死骸が落ちていたり、カマドウマが歩いていたりする様子が録画されていました。
つけていた期間と厳密に比べたわけではありません。 それでも、まったくの気休めではなかったのかもしれないと思っています。
効果を確かめられたのは、カメラがあったからです。 普段いない家なので、何かを変えたときに「その後どうなったか」を見る手段がありませんでした。
それでも林の中を選ぶ理由
虫の話を続けてきましたが、それでも林の中の別荘を選んでいます。
涼しいから窓を開ける。開けるから虫が入る。 さきほど書いたこの構造は、裏返せば涼しさと引き換えだということです。
朝、鳥の声で起きる。木漏れ日が入る。夏でも涼しい。虫は、その環境とセットです。
湿気と虫も、つながっています。 湿度が高い環境は、虫にとっても過ごしやすい場所です。霧の多いエリアでは、除湿と虫対策をセットで考えることになります。留守中の湿気対策は、普段は湿気で困らない蓼科でも、冬に閉め切ったらカビが出ましたに書いています。
設備の維持についても、同じことが言えます。年に数回しか使わない家には、使い方に合った管理が必要です(別荘の浄化槽、維持費と義務を確認しました)。
夜の明かりに、何が集まるか
虫への耐性は、人によってまったく違います。
気になる物件があったら、契約前に一晩泊まってみてください。 夜に電気をつけたとき、どのくらい集まってくるか。朝起きたとき、何かいるか。
写真では分かりません。 実際に過ごしてみて、受け入れられる範囲かどうかを確かめるのが確実です。


