- 物件を見ている
備考欄の記載率、エリアで0%から55.6%まで違いました

3行まとめ
- 84件の備考欄を確認したところ、土砂災害系の記載は20件(23.8%)
- エリア別では八ヶ岳0%、蓼科29.4%、中軽井沢55.6%と大きく差がある
- ただし備考欄は任意項目なので、この数字は「記載率」であって「指定率」ではない
この記事の内容
先に結論: エリアで大きく違いました
三井の森の物件84件について、備考欄を一件ずつ確認しました。
| エリア | 確認件数 | 土砂災害系の記載 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 蓼科 | 51件 | 15件 | 29.4% |
| 八ヶ岳 | 24件 | 0件 | 0% |
| 中軽井沢 | 9件 | 5件 | 55.6% |
| 合計 | 84件 | 20件 | 23.8% |
出典: 三井の森公式サイトの物件詳細ページ(2026年9月時点)。掲載中の物件のみ、重複登録を除く。備考欄の記載内容を目視で確認。
0%から55.6%まで開きがあります。
全体では約4件に1件(23.8%)ですが、この平均にはあまり意味がありません。 中身の違う3つのエリアをならした数字だからです。
八ヶ岳の0件は、まだ何とも言えません
24件すべての備考欄を確認しましたが、土砂災害系の記載は1件もありませんでした。
備考欄自体は多くの物件に書かれています。ただし内容は、建物未登記、高さ制限、上水道加入金といった別のものでした。
これが「八ヶ岳は地形的に安全だから」なのか、「たまたま今売りに出ている区画にはなかっただけ」なのかは、この数字だけでは判断できません。
「今のところ見つかっていない」という事実以上のことは言えない、というのが正直なところです。
中軽井沢は9件中5件でした
3エリアの中で最も高い割合です。理由は分かりません。
地形なのか、指定の範囲なのか、たまたま該当する区画の物件が出ているだけなのか。この記事では、理由を推測することはせず、数字そのものを判断材料として提示します。
分母が9件と少ないので、1件増減するだけで割合が大きく動きます。55.6%という数字を、そのまま「中軽井沢の物件の半分以上が該当する」と読まない方がいいです。
蓼科は、区画によって偏りがありました
51件中15件、29.4%。3エリアの中では中間です。
ただし、該当した15件には、区画によって偏りがありました。
どの区画かは、ここでは書きません。 特定の区画を名指しで不利にすることになるためです。同じ蓼科という一つのエリア名の中でも、区画によって条件が違うということです。ただし、これが地形によるものか、指定範囲の引かれ方によるものかは確認できていません。
エリア名だけで判断せず、区画まで見る必要があります。
区画によって条件が変わるという点では、標高も同じでした。蓼科の中で標高が410m違うことは、同じ別荘地の中で、標高が410m違いましたに書いています。
この数字の限界
3つ、注意してください。
1. これは「記載率」であって「指定率」ではありません。
備考欄は任意項目です。記載がないことは、区域外であることを保証しません。 実際の指定状況は、自治体のハザードマップで確認する必要があります。
2. 今売りに出ている物件の話です。
84件は、確認した時点で掲載中だった物件です。今後出てくる物件がこの割合に従うとは限りません。
3. 中軽井沢はサンプルが9件しかありません。
上に書いたとおりです。蓼科51件・八ヶ岳24件と比べて、精度が違います。
八ヶ岳の0%を、安全と読まないでください
この記事で出した数字は、エリアごとの傾向です。 自分の候補物件がどうかは、別の話になります。
特に注意してほしいのが**八ヶ岳の0%**です。24件すべてに記載がなかったのは事実ですが、それは「今売りに出ている24件に記載がなかった」という意味でしかありません。 次に出てくる物件がそうとは限りませんし、記載がないことと指定区域外であることは別です。
備考欄の探し方と、確実に確認する方法は、土砂災害警戒区域、備考欄の一文で気づきましたにまとめています。


